滅びゆく世界を背中に感じながら
夢の中の貴方はいつも悲しそうに私だけを見ていた
初めて会う前から何度も夢の中で会っているのに
触れ合った瞬間が最期、生まれ変わっても同じ結末
ガラスに隔てられた魂は二つで一つの塊
私達の記憶はいつかこの腕にお互いを抱ける日が来ると願い続けた
私はもう待てない
張り裂けそうなこの胸を押さえきれない
愛しくて苦しくて、でも優しくしないで
そんな微笑で私を許さないで
壁にこびり付いた貴方の血飛沫
何人もの貴方を殺してきた何人もの私
夢の終焉には血の契約を
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